概念ちゃんのつれづれぐさ

心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなくかきつくる。

オナクラ嬢時代のこと

こんばんは。

概念ちゃんです。


すでに三日坊主どころか一日坊主です。

本当に継続が苦手です。

でもノロノロ運転でもとにかく続けていきましょう。


せっかく赤裸々な自己紹介をしたので、まずオナクラ嬢時代について語りましょう。


概念ちゃんは大学を卒業し、新卒で念願の航空会社に合格しました。


航空業界を知ってる方ならご存知かと思いますが、この業界では同じ時期の試験に合格した者同士でも入社時期が異なったりします。


つまり同じ新卒なのに、例えば一般企業と同じ4月入社の人もいれば、5月入社、6月入社たぶん7月入社なんて人もいます。


その間の給料は当然支払われません。ふざけてますよね。

その間なにして過ごせっちゅうねん。


普通は生活を保つため短期のバイトをする、大学時代のバイトを少し長めに続ける、お金がある子は旅行に行く、あるいはもはや田舎に帰っちゃう。


概念ちゃんは、新卒の6月入社でした。

田舎から出てきて、中途半端に帰省したくなく、早く新居で暮らしたくてバイトすることを選びました。


短期のバイトなんて色々選択肢はあったのですが…

なのに…


概念ちゃんは、当時からちょっと頭が湧いてたので、そうだ風俗をやってみよう!と思い立ち、周りのみんなには内緒で風俗の仕事を始めました。


友人が学生時代からキャバ嬢をやっていたこともあり、水商売に興味があったけどなかなか向いてなくてできなかったんです。(学生時代一度だけガールズバーに体験入店したけど、眠すぎるし朝辛いしコミュ障だし無理だったので一日でやめた)


でも一度の人生、一回くらい水商売に飛び込んでみたかった!

その世界を、知りたかった。

これが概念ちゃんの人生を支える好奇心とフットワークです。


新宿歌舞伎町の店を選んだのは、単に、大手だから。

概念ちゃんも初の水商売、やはり大手老舗の安全安心を選ぼうとします。(そもそも全然安心の業界じゃないんだけども。)


なおかつ安心なみるだけのお仕事、いわゆるオナニークラブ。


しかし…見るだけで儲かるなんて、当然美人にしかできない仕事なのです。

概念ちゃんは普通の顔面なので、残念ながら老舗オナクラは落ちちゃいました。


しかーし。

風俗面接って、オナクラにきたはずが気づいたらおっパブ嬢になってた、とか、ピンサロ嬢になってた、とか、ザラにあるのです。うまくできてんです、系列店とか。笑


それでうまいことのせられ、手コキ嬢に就職することに(笑)


そのお店は潰れちゃったみたいなのですが、老舗の系列の手コキオナクラ店でした。


詳しい仕事内容は、また別の機会に書きますね。なんか思ったより長くなっちゃったんで…


仕事はさておき、意外にも歌舞伎町なのにお茶引きがちでした…

おかしーなーこんなはずでは…

風俗ってもっともらえると思ってた…

たぶん風俗は時給制のところほぼないと思います。全部歩合制。さばいた数だけ貰える的な。

もともとそのお店は客足が微妙だったのです。


そのお店職場環境は最高でして、快適な待機部屋では概念ちゃんと同じようなタイプの子たちが殆どで、なおさら居心地が良い。

仲良くなった子と話していると、どうやらここと同じ仕事内容で他に繁盛店があるらしい。


というわけで、そこにも所属することになりました。もちろん元の店には内緒で…


ほんとは、二重在籍は良くないんですね。

やってる子はいると思いますが。


そしてその業界で最大手の店に所属したところ大忙し…休む暇なし。

オナクラってわりと20分30分コースの客が多いんですけど、5時間くらいぶっ続けで接客するなんてことも。


オプションなしでの給料単価はちょっと忘れちゃったけど、概念ちゃんのいた店はどちらもオプションバックはフルでもらえた記憶があります。(キス500円なら、それそのままもらえる)


正直新しい店は客層はあまり良くなかったけど、別に20分くらい嫌な人と過ごして金もらえるなら余裕です。


体に無理ないように、月の半分くらい休みにして働いても、全くお金のこと気にしないで過ごしても十分すぎる給料でした。

たぶんOLの今よりは全然もらえてた。通帳記入しないから実際いくらだったか知らんけど。


でも、風俗一本で食べてる人は本当に尊敬します。だってどう考えても病むもん、あの仕事。

頭のネジがちょっとずつゆるんでいった、そんな時期でした。


でも、何事も経験だなって思うのでそんなに後悔はしてません。

だって小さい頃からいい子に育って、気を遣って生きてきて、親に褒められるために勉強をしていい高校いい大学いい就職先に入って、いい相手と結婚して普通の幸せを生きるなんて、誰でもできること。

というか、概念ちゃんがやりたくてやってることじゃなかった気がするんです。

いつもそこには誰かに自慢できる人生にしたいっていう、誰かがいたから。

人によく思われて、満足して生きて、それで最後に残るのは何?


これはじぶんを正当化してるかもしれない。でも人生はきっと正当化して自分を認めてあげなければ、誰が認めてくれるんでしょう。


そんなことを考えていたら眠くなってきたので、今日は概念ちゃんの風俗デビューについて語りました。


風俗デビュー考えてる子、参考にしてください。


では、おやすみなさい。


概念ちゃんでした。